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12月22日・23日と嘉田由紀子さんコーディネートで斎藤幸平さんの滋賀県高島市へのフィールドワークにご一緒させていただきました

 村落共同体での水と大地にかかる資源管理、コモンと自治がテーマです。2日間みっちり嘉田由紀子さん斎藤幸平さん楊さんと濃密なとても贅沢な時間でした。どこにいっても歓迎していただき感謝です。2日にわけて報告します。西脇邦雄教授ありがとうございました。

















 武直樹は、日々地域の課題解決に向けて住民の皆さんがどのように主体的に参加参画し、そのプロセスを通じてつながりを再構築していくかを模索しています。ソーシャルワーカーとして、市会議員として地域住民と一緒に悩み、一緒に何できるか考え、一緒にそのプロセスを歩むことにこだわっています。最近は、この実践と研究と政策と地方自治をどうつなげるか、何かしら実践研究としてまとめたい。次の世代に何かしらつなげたいと考えています。今回の現地視察を通じて、こうした視点から視野を広げることができ感謝です。


 嘉田由紀子さんのこれまでの研究、実践、政策、生活の中に入り、ともに生き、ともに学び、そしてそれを政策化していくプロセスやストーリーが伝わってきました。 このプロセスそのものが住民自治の取り組みです。 さらに、今回の視察に同行や研究報告をしていただいた、楊さん、鎌谷さん、高橋さん、大和田さん、上田さん、高橋さんと仲間の研究者がたくさんおられ、地域や生活の中に入り一緒に研究や活動を通じて地域の皆さんともつながりを構築されていることがよくわかりました。そして、琵琶湖博物館が住民と研究と政策をつなぐ役割を大きく果たしていることを実感しました。


 嘉田さんは琵琶湖博物館を作る構想のところからから関わり、知事としてそれを実現し、研究や実践が、この博物館にしっかりつながっています。

そして、構想から、今に至るまで住民の皆さんとの相互交流を大事して、住民の皆さんの参加、参画で運営されてることも素敵です。


 1日目の食事あとの交流研究会はかなり本格的で、とても勉強になりました。飲みながらするのかなと思いきや、お酒もなしで23時過ぎまでみっちりだったのです(笑) 。。


 鎌谷さん高橋さんはじめ、皆さんありがとうございました。初めて聞く研究のことばかりでしたが、生野区にこうした研究で関わっている研究者とつながりたいと思いました。


 実は、武直樹は、滋賀県高島郡今津町で生まれなのです。母の出身地でルーツを考える機会にもなりました。母が何を大事に生きてきたのかが想いを馳せることができました。


1日目:高島市新旭町の針江集落

①有機米生産農家「針江のんきいふぁーむ」の石津大輔さんと地元野菜中心のランチを「古良慕」で昼食交流。撚糸業をしていた工場跡を活用して喫茶店に。古材、古建具なども収集され活用されています。ランチほんとにおいしかったです!!おかわりしてしまいました。次の世代に持続可能していくことを模索しているお話は生野区にも共通しています。


②カバタ歩き、生水郷委員会のメンバー海東英和さん木下彰さんたちから聴き取りとカバタ歩き。

みずが湧き出すまち針江。ほんと水がきれいです。カバタ(川端)は各家庭から湧き出す水を飲料や炊事と言った日常生活に利用しています。この日常の里山の風景を次の時代につなげる取り組みを続けています。創業130年を超える上原豆腐店で。夕ご飯にいただきました。それぞれのカバタでは水を飲ませていただきました。


③中島自然地と魚のゆりかご水田

カバタ歩きから合流された石津文雄さんと。

NHKにも放映された心に残る風景の中島自然地。

田んぼに魚?は最初、なかなか理解してもらえなかったが、今では県も応援。ここでも役所の縦割りを超える!!ですね。


④宿泊先のマキノステイズ「VⅰWaびわ」

ほぼ滋賀県産の「琵琶湖まるごと弁当」おいしかったです。地元の人でもなかなか食べたことがないメニューとのこと。オーナーで1級建築士の本田明さんが詳しく解説してくれています。ありがとうございました。


⑤研究交流会

ほんと本格的な研究交流会でしたー。嘉田さんが詳しく紹介してくれていますので内容はそちらでー(笑)。研究も専門を超えて交流していくことで発見がありますね。まとめるところから逃げていましたが、何かしらの実践研究にまとめていきたいと改めて決意する機会になりました。感謝です。


嘉田さん→

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1

#シングルファザー経験
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2

#親の介護経験

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3

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​(3期12年目)

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