2023年8月31日と9月1日。
4年ぶりに大阪市会民生保健委員会で行政視察でした。
31日は西東京市で説明聴取と現地視察。
①フレイル予防事業について。
フレイルとは、健康と要介護の間の時期で、加齢とともに心身の活力(例えば筋力や認知機能など)が低下した状態のこと
東京大学と連携し、フレイル予防プロジェクト実践中。自分事化のフレイルチェックを1回参加で終わりでなく、フレイル予防講座に参加し、6ヶ月ごとにフレイルチェックし改善を目指します。
②地域福祉コーディネーターの取り組みについて。
みんなの居場所サードプレイス展の開催会場を現地視察。ほっとネット推進員と呼ばれるボランティアさんが、日常の生活の中で感じた疑問や気づきをコーディネーターへつなぎ解決に向けてコーディネーターと一緒に考えます。
続いて9月1日、民生保健委員会行政視察2日目。
久里浜医療センターにて、ギャンブル依存症の実態や対策について説明聴取と現地視察。
日本におけるギャンブル依存症対策は、これまで手つかずの状態。2023年は競馬法制定100周年。背景は騎兵隊強化。娯楽部門の市場は、パチンコ、パチスロが圧倒的。競馬は減少傾向が2015年から増加。ネットでの馬券購入が可能になったため。
ギャンブル依存症の診断は、
①こころを奪われる。
②賭け金が増える。
③止められない。
④イライラする。
⑤現実逃避。
⑥負けの深追い。
⑦借金。
⑧ウソ。
⑨生活を破壊。
どれだけあてはまるかで診断。
日本のギャンブル依存症は、男性3.7%、女性0.7%。全体2.2%。諸外国と比べて高い。
ギャンブルは個人の問題だけでなく社会の問題。医療の他あらゆる資源導入し、支援にあたること必要。依存症に対する理解の促進が必要。