8月29日、大阪市会民生保健委員会行政視察2日目。
- 直樹 武
- 2025年8月29日
- 読了時間: 4分
夜は、もつ鍋、屋台、長浜ラーメーンと美味しかったー。祇園山笠の櫛田神社にも参拝でき大満足でした。
①居住支援をはじめとする特定非営利活動法人抱樸の取組について(北九州市)
法人名「原木を抱き止める」抱樸としたのは、社会のルールは条件がつく、条件付きで受け入れるでは抱樸の対象者はこぼれ落ちてしまう。まず無条件で受け入れる。そのあとルールをどうするかを考える。順番が大事。事例を交えてわかりやすく説明していただきました。「そう。そう。」とうなずくが、それがなかなかできないからこぼれ落ちる。
困窮概念の見直し、身体的困窮、経済的困窮には社会が困窮とみとめて制度がある。新たな困窮「関係性の困窮(孤立・孤独問題)にどう対応していくか?抱樸は、この部分にアプローチ。「家族機能の社会化」つまり新しい社会保障制度の構築に挑戦している。そのための仕組みは、①引き受け(安心できる場所)②つなぎ(コーディネート)③気づき(知ること・愛すること)。家族のように互いに助けてと言える社会。助けてと言える仕組みづくり。様々な課題ごとにそれに対応する制度ができてソーシャルワーカーがそれぞれにいる。しかし縦割りなので、そこをつないでいける伴走的支援員を配置。ここがあればどの制度もみんな助かる。断らない相談窓口。
直接お話をお伺いし、あらためて共感しました。安心して「助けて」といえる社会を目指して、現場の皆さんと引き続き取り組みを進めていきます。希望の家プロジェクトも興味深いです。完成したらぜひ視察にいきたいです。
②ワンヘルスセンターの取組について(福岡県)
①居住支援をはじめとする特定非営利活動法人抱樸の取組について(北九州市)(人口90万1千人)
特定非営利活動法人(NPO法人)抱樸は、1988年12月に野宿当事者へお弁当を配り、相談を聞くなどする「北九州日雇越冬実行委員会」として発足した。その後、活動は北九州市を中心とした居宅支援、自立支援等の取組へ拡大し、2000年より認定NPO法人となる。
同法人では、現在、下記のように事業を実施している。
【居住支援】
抱樸館北九州/見守り支援付き住宅(プラザ抱樸)/「自立支援居宅協力者の会」による
入居マッチング/賃貸契約時の保証人の提供
【就労支援】
働き始める前の仕事の練習(就労準備支援)/無料職業紹介・就労継続支援および
転職支援/技能講習(厚労省受託事業)
【相談事業】
相談会/総合相談支援(住まい・くらし・自殺予防)/重層的支援体制整備事業
【困窮者・ホームレス支援】
炊き出し・パトロール/ホームレス自立支援センター北九州/緊急シェルター抱樸館/
自立支援住宅
【子ども・家族支援】
訪問型学習・集合型学習/家族に対する生活支援/子どもの社会参加支援
【障害福祉】
グループホームほうぼく/就労継続支援B型
【高齢福祉】
デイサービスセンター
【更生支援(刑務所出所者への支援)】
地域生活定着支援センター/更生保護地域寄り添い支援事業
【地域共生社会創造】
ボランティア/互助会/地域生活支援(自立生活サポートセンター)
【周知活動・政府への代理的提言】
講演活動/生笑一座公演活動/政府・行政への提言活動/SNS等での情報発信
②ワンヘルスセンターの取組について
(福岡県)(人口508万9千人)
ワンヘルス(One Health)とは、「人の健康」「動物の健康」「環境の健全性」を一つの健康と捉え、一体的に守っていくという考え方であり、森林破壊や気候変動などが引き金となっている人獣共通感染症や抗菌薬が効きにくくなる、または効かなくなる薬剤耐性に関し、ワンヘルス・アプローチに基づいて取り組んでいくことが、G7サミットや生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)などの国際間の枠組みで合意されている。
平成28年11月に福岡県北九州市で、世界31か国から600名を超える医師、獣医師等が参加し、「第2回世界獣医師会-世界医師会”One Health”に関する国際会議」が開催され、令和2年12月、福岡県議会において、ワンヘルスの実践に関する条例として全国で初めてとなる「福岡県ワンヘルス推進基本条例」が議員提案により可決成立し、令和3年1月に施行された。
福岡県では、本条例に基づき、新興感染症や地球温暖化などのワンヘルスの課題に対応する実践拠点として、全国初の「ワンヘルスセンター」を整備することとし、その中核施設として、人の健康や環境保全に関する調査・研究を行う「保健環境研究所」を移転・建設するとともに、家畜、愛玩動物、動物園などで飼育されている展示動物、野生動物の保健衛生を一元的に担う「動物保健衛生所」を新設することにより、他に類を見ない、「人」、「動物」、「環境」の各分野に関する一体的な調査・研究ができる特徴を生かして、ワンヘルスに関する先進的な調査・研究や専門人材の育成などを進めていくこととしている。
ワンヘルスセンターは、みやま市の保健医療経営大学跡地に整備し、令和9年度中の供用開始を目指している。























