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11月6日~10日大阪市会決算特別委員会(一般決算)でした。

会派を代表して太田勝己議員が8日に以下の項目の質疑を行いました。質疑前に各省庁に視察、聴取にいったことも引用しながら、どの質疑も太田議員の経験と現場に沿った質疑や提案となっていてとても共感しました。会派としての質問でもありますので「防災行政無線の整備」「小学校体育館の空調の整備」「スクールソーシャルワーカーの学校配置について」「地域活動協議会の補助金」については、特に質疑調整の中で武直樹としての想いも盛り込んでもらいました。






「防災行政無線の整備」

 防災行政無線の防災スピーカーは、災害情報や避難指示など、市民の生命にかかる重要な情報を速やかに音声でお知らせするもの。しかしながら、現在、小学校の屋上や地域に設置されているスピーカーから放送が流れても家の中に居ると、放送している内容まで聞き分けることができない。地域の方からもスピーカーからの放送内容が聞き取りにくいという声をいただく。危機管理室として、様々な媒体を使って情報発信を行っているとは聞いていいるが、すべての市民に情報が届いていないのが現状。この問題を解決するために、室内にも同じ情報が流れるFM放送を活用したラジオ型受信機を設置することでスマートフォンなどをお持ちでない方にも情報を届けることができる。名古屋市など導入している事例もあり、ぜひ導入してほしいと要望。

・防災行政無線等の整備促進している。屋外スピーカーと戸別受信機などの方法がある。現在、主たる災害情報伝達手段として9つ。

・屋外スピーカーは聴き取りにくく、戸別受信機等の設置することは可能。戸別受信機を貸与する場合は、特別交付税措置70%。同様の機能を果たすものとして、FM放送(自動起動ラジオ)の活用が有効。





「小学校体育館の空調の整備」

 現場からも地域住民からも求められているが民間の現場に設計する人が足りなくて実施が難しいとのこと。要望として、市長、議員が「今必要である」と政治的な判断をする必要があり問われている。「民間ができないのであれば、行政がするという視点もある」また「公平性の観点から、どの学校も同時期に実施する必要があるというのが行政の立場だが、0か100でなくて、できるところから順番にしてもいいでのは?」という提案は大変共感しました。

・大阪府下の小学校の普通教室の空調の設置率は99.9%特別教室70.4%体育館27.4%。

・府下で100%設置は、豊中市、泉大津市、八尾市、泉佐野市、河内長野市、箕面市、藤井寺市、四条畷市、島本町、田尻町、河南町、千早赤坂村の12市町村。

「スクールソーシャルワーカーの学校配置について」

今年度から8校で設置がスタート。現在、区役所に配属されているスクールソーシャルワーカーですが、教育と福祉の多職種連携を進めるためには、学校現場で机を並べて連携する必要があると全校に設置するよう要望。とても共感します。




「地域活動協議会の補助金」

現在補助金を100%活用するためには、総事業費の75%は補助金、25%は自主財源が必要。来年度から25%分なくても75%分でOKの制度を構築する。地域の事務処理は大変助かるが、もともとの100%分の事業をするには25%の自主財源が必要なのはかわらない。この25%分はわずか2億円程度の財源でいける。事務処理改善については評価するが、地域支援というならこの約2億円分にも予算をつけてほしいと要望。


①小学校体育館の空調について

②小中学校の運動会等の開催時期について

③スクールソーシャルワーカーの学校配置について

④給食調理業務の委託について

⑤給食の食材について

⑥地域活動協議会への補助金について

⑦防災行政無線の整備について

⑧公園トイレの男女別化について

⑨大阪シティバスの営業所異端について

⑩ユニバーサルデザインタクシーについて

⑪障害者グループホームの整備について




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